スキャンダラス・アフタヌーンティー♪
2013年 02月 19日先日、主人がScandalous Afternoon Tea(スキャンダラス・アフタヌーン・ティー)
という面白いティーパーティーがあると連れて行ってくれました。
(じつは主人は見かけによらず紅茶好き)
このパーティーのセカンドタイトルがコチラ!
Love and Scandal are the best Sweetners of Tea
(恋愛とスキャンダルは、紅茶の一番の甘味料である)
つまり『恋バナとゴシップ話がいちばんお茶の時間を盛り上げる』
という意味なのですが
ヘンリーさんという方は、ナント300年近くも前にこの名言を言われているのです。
この頃のマリーアントワネットの時代もそうでしたが
人間って、何年経ってもゴシップばなしが好きなんですね~
という訳で、このパーティーは、むかしむかしの王の話や
現代の王室のゴシップ話をしながら、お茶を楽しみましょうという企画でした。
主人曰く、私が好きそうだったから。。。当たってるわ
一応バレンタイン企画だったので、スパイシートマトのスープが出てきました。
『ある国の王が、自分の国の城を有名な建築家を雇って作らせた。
あまりにその城が素晴らしかったために、彼がよその国でこれ以上の城を
作らせないよう、彼の眼を取ってしまった。。。』
などなど、信じられない話が続きました。
サンドウィッチは、ハート型
その他温かいソーセージのパイも出てきました。
ポテトチップがアメリカらしいでしょ? でも結構合うのです!
『ある王女が自分のお気に入りの髪結い師を
自分の所に必ず来させるために3年も牢に入れ囲っていた』
などなど、昔の王妃ってわがままし放題だったのですね!
もうイソップ物語の原版と同じ世界です。あれは物語じゃなかったのね。。。
出来立てのスコーンも出てきました。
やっぱり出来立ては美味しい!
こんどは現代版の王室ゴシップ話に。。。
『チャールズには昔、オーストリアに好きな女性がいて、彼女も彼の事を
とても理解していた。でも周りに引き裂かれ。。。』
この話は出席していた女性たちは知っている方が多くて
皆ウンウンと頷いていらっしゃいました。。。国の為に生きるのは
並大抵なことではないのですね。。。
そこまでしてもいろいろあったから、ウィリアムはケイトさんと結婚できたのかも?
ここまできたらデザートはナポレオンしかありませんよね!
最後の話は、ビクトリア女王の時代のお話しでした。
『彼女のたくさんいる侍女の中に、とびぬけて美しい女性がいました。
ところがスコットランドの旅行から帰ってきた後から
その侍女がお腹が痛いという事で、医者に診てもらったところ
何もないとのことだったのだけれど、皆は彼女が妊娠していると噂した。
(英語がよくわからなかったのですが、女王のお付きの人は
独身でないといけなかったらしい)
結局彼女は病気で、30歳の若さで亡くなってしまった。
そしてビクトリア女王は、そのことをとても後悔した』
現代にも通じるこの話、とても切ないですね。。。
今回のアフタヌーンティーのホステス役の彼女は
ある国のお姫さまと同級生だったそうで
いろんなエピソードを教えてくれました。
針で縫物をしたらとても驚き、あなたはスバラシイ、天才だ!と言われたとか。
出張中の主人から届いたバレンタインのお花。
いつもありがとう!
そしてこのアフタヌーンティーパーティーは、本当に勉強になりました。
バレンタインデーの夕方、外出先から帰ろうとしたら
ダウンタウンのオフィスから一斉に男性たちが退社したため
高速道路が大渋滞で動かなくなってしまいました。
通常40分で戻れるのに、2時間半もかかってしまった。。。
でも必死で運転している男性方を見ると微笑ましかったです
by kque-sera-sera
| 2013-02-19 15:18
| ロサンゼルス