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2013 息子の卒業♪

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先月、息子が大学を卒業しました! (写真はライス大学長とハグする息子です)
2013年の今年は、創立後100代目の卒業生です。

無事に卒業の日を迎えることができ、
頑張って学費を払ってくれた主人をはじめ
(アメリカの私立大学は、日本でマンション一つ買えるくらい、郊外だったら
一軒家が買えるくらいの学費+生活費がかかります)
精神的に支えてくれた両親や友人に感謝の気持ちでいっぱいです!

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そして息子本人も、一人っ子でありながら親に甘えることなく頑張ってくれて
自分の息子ながら、私よりずっとしっかりした成人になっていたことに驚いています。

たくさんの友人に囲まれて、楽しい学生生活も送れたようで、3日間
息子の友達の両親と夕食をご一緒するスケジュールが勝手に組まれてたり~042.gif


そして私も、昨日息子が生まれた気がする、短かったような・・
よく考えると、いろいろ大変でと~っても長かったような子育てから卒業です。

私と同い年の友達の子供は、まだ中・高・大学だったりするので
なんだかすごく羨ましい。。
忙しいとか言ってる時期が一番幸せなときなのよね~053.gif

我が息子は、6年生までロスの全日制の日本人学校に通っていたので
いわゆる”ママ友問題”はたくさん味わってきたような気がします。

我が家は子供のうちは遊ぶのが一番の仕事だと思っていたので
小学生になるまで、読み書きとかをほとんど教えませんでした。
本人もまるで興味がなかったし。。

だから幼稚園時代、○○ちゃんはひらがなとABCを書けるんだよ
九九を全部覚えてるんだよ
とか言うお母さんたちにはすっかりバカにされてました。
子供が出来が悪いと、親まで同じだと思われるのよね。

小学校時代も同じで、塾に通う同級生よりずっと遅れていると先生に言われ
なくなく主婦の優しい先生のお家で、教科書の基本だけ教えていただいてました。

画も下手くそだし、勉強もダメ。。運動も目立たない。
だからといってイジケる訳でもなく、大きな声で楽しそうに友達と毎日遊ぶ息子。

そんな息子が6年の途中からアメリカの現地校にいくことになって、思い出にと
私の友達が、放課後クラスのみんなを集めて写真を撮ってくれたのですが
その時も、

「私の息子が受験で忙しいときに、あの子の為に時間を無駄に使わされた」

と担任にクレームを言うN自動車の駐在員の方もいたりして。。
出来のいい子のお母さんには明らかに態度が違うし。。
自分の子と比較して優越感に浸っている人も多かった。。

息子がアメリカの学校に通うようになって2年後、中学2年のある日
学校から電話がかかってきて
息子がカリフォルニア州の算数のテストでトップになり、上位1%に入ったので
特別クラスや専門の学校へ編入するシステムをお話ししたい
と聞いた時には、うれしさというより、あの子が~!と驚いて
涙が出たのを思い出します。

野球も中学でMVPを取り、大活躍してくれて
高校ではホームカミングで最終の二人にも選ばれました。

息子が大学受験の時、
幼稚園時代ひらがなも九九もできた女の子が行った大学から
1年間学費はタダ、寮も好きなところが選べますというスカラーシップをもらいました。
そこへは行かなかったけれど、
♪♪♪~(意地悪なワタシ)

そして、小学校時代、息子をバカ扱いしていたクラスメートの幾人かは
登校拒否や大学中退。。などという噂を聞きました。

あのバスケのマイケルジョーダンが殿堂入りのスピーチで

「子供の頃、僕をチームに入れてくれなかったコーチにこの姿を見せてやりたい!』

と言ったことに、世界的スーパースターが今頃、わざわざそんな小さいことを
殿堂入りの大舞台で言うなんて、というコメンテーターもいたけれど、
彼はその時だからこそ言ったのです。
私にはその気持ちがよ~くわかります!

子供が大きくなって、○○ちゃんのお母さんという枠から離れていくと
みんなだんだんと気が付いてくるんじゃないかな、と思います。


だから、お子さんがまだ小さいお母さんにお伝えしたいのは、
子供の学びのタイミングはそれぞれ違うということ
そして、そのことであまり悩まないでほしいということ。
そして親としてブレないこと!つまり人の評価に惑わされないこと。

本人のやる気が出たとき、何よりも強くなれるんです♪

私は何度も切ない気持ちになったけれど
今はなんでそんなに悩んでいたのかと笑ってしまうほどです。

それより、きちんと挨拶ができる、人にぶつかった時にごめんなさいと言える
これから社会で生きていけるルールをきちんと学ぶ事の方が
ずっと子供の頃は大切だと思います。

私も息子とは何度も言い争いになったり、反抗期の頃は
学校の送り迎えの時には、殴り合ったりしたことが何度もあります。
先が見えず落ち込んだことなどしょっちゅうで。。

でも注意したことっていうのは、息子も心のどこかで覚えている。
だからウザがられても言わないといけない。

何でも許してくれる理解ある優しい親になる方がずっと楽なのです。
でもそれじゃあいけない。

私もなかなか気づかずにいたことなので
是非、子育てを終わった40代のオバちゃんのアドバイスだと思って
心に留めておいていただけたらウレシイです♪

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卒業後、内定をいただいた5社の中から決めた会社の研修で
今はニューヨークのウォール街で頑張っています。

毎日たいへんそうです。
朝6時に家を出て、帰りは10時や11時だそう。

でもこれからは自分の責任で進んでいく人生、がんばれ~、我が息子!!!


     I LOVE YOU !
by kque-sera-sera | 2013-06-25 11:06 | ロサンゼルス