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今回はダムウェイター(無言の給仕人)とよばれているテーブルをご紹介します060.gif

ダムウェイターはパーティーなどで
ホスト(主催者)が自分の横にこのテーブルを置き、
お客様にお出しするケーキやお茶道具などを置いていたテーブルです。

アフタヌーンティーでも活躍したそうで、忙しいホステスにとって効率的で
実際にとても役に立つヘルパーだったのでしょうね~066.gif

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ダムウェイターはシンプルなデザインのものがほとんどですが、
このテーブルは手彫りのリボンモチーフが立ち上がった状態で
縁をぐるっと囲っているフレンチスタイルでとても珍しいもの。

このエレガントさに一目惚れでした053.gif

さっそく新しく仲間入りしたスターリングシルバーのティーケトルを置いてみました♪
テーブルがウォルナッツの天板で、写真よりもっと黄色みがかった色なので
全体がキラキラとした感じになるのがまた素敵です!

このダムウェイターはフランス人のファミリーから来たものだそうなのですが
そのファミリーからのティーテーブルが他にも一緒に置かれていて
それぞれとても魅力的だったし、離してしまうのがなんだか忍びなくて
それらもわが家に来てもらうことにしました。

またこれからご紹介していこうと思いま~す♪
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by kque-sera-sera | 2013-08-29 16:14 | アンティーク家具

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たぶん、私と数人の友人の間だけのブームだと思われる「バラのアップルタルト」
このところ誰かが来ると、いつもこのケーキをお出ししています♪

甘酸っぱいリンゴと、濃厚で甘くてなめらかなカスタードの組み合わせが大好き!
冷た~くひやしていただきます。

最近の凝ったデコレーションのケーキより
シンプルで味の組み合わせのはっきりしているものが好みです。

なんだか、紅茶やコーヒーには
シンプルな味のケーキの方が合うような気がするのです。。

紅茶といえば。。。

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先日ビクトリアから持ち帰ってきたバラのティーセットをせっせと磨いております。

エンボスされたバラで埋め尽くされ、お湯の注ぎ口の周りには
バラのつぼみがたくさん並んでいるのですよ~♪

見れば見るほど愛しさを感じる、純銀製のティーセットです053.gif

次回のお茶会では、バラのアップルタルトと共に
このバラのティーセットをデビューさせようと企んでおります♪♪♪
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by kque-sera-sera | 2013-08-27 15:12 | 銀食器

マカロンスタンド♪

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パリのリッツホテルのレストランで出てきたマカロンスタンド053.gif

去年パリの友人宅でも見て、お願いしていたもので
この夏再会できたので持ってきていただきました~♪

マカロンは、私の母が入院中気分が悪かったのにも関わらず
唯一食べて”美味しい”と喜んでくれたお菓子です。

あの頃は、ピンクや黄色のパステルカラーしかなかったのだけれど
今はバラの花びらがのっていたりとキュートなものもイロイロ!

お盆の時期にその友人とサンタモニカに行って
出来立てマカロンを買って、母の写真の前にお供えしました。

ここのマカロンが私は一番好き♪

そしてわが家でお茶をして。。
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パリではすっごくお世話になったので
あちこちご案内したかったのだけれど、
まったりしたい♪というので、ずっとおしゃべりしたり、ワンコと近所をお散歩したり。。

信じられない行動をするアメリカ人の話に大爆笑で
”アメリカ人って子供みたい♪カワイイ~!”と大喜び。

”けっこうアメリカも彼女には合ってるかも???”

しばらく住むところを交換しようかと、お互い真剣に考えましたよ037.gif

*このブログにメッセージを残してくださった方たちへ・・・
 お返事遅くなってすみませんでした。
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by kque-sera-sera | 2013-08-21 08:01 | 銀食器

Chado Tea Room♪

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久しぶりにCHADOティールームに行ってきました♪

ロスのダウンタウンに出ると、このサマーシーズンは人が多くて
ちょっとしたレストランは混んでいてどこもいっぱい。。

そんなときにピッタリなのが、日米博物館の中にあるこのティールーム。
オフィス街とは思えない落ち着いた雰囲気の中でお茶ができます♪

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こんな可愛いポットが出てきます053.gif

ここは紅茶だけでもメニュー1冊分もの種類があります。
ファーストやセカンドフラッシュなども楽しめますよ。
今回はダージリンのファーストフラッシュにしました♪

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カジュアルな3段プレートですが、美味しいです♪
これで二人分。

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この日は外でいただきましたが
ティールームの中は、壁側には紅茶の缶と紅茶の小物が並んでいます。

このティールームのある日米博物館は
アメリカでがんばってきた日系人の苦労や努力の軌跡が展示されています。
(アメリカにあるたくさんの日系企業がこの博物館をサポートしています)

この人たちがいたから、今私たちはアメリカで仕事ができるし
日本の企業もアメリカといろいろなものを輸出入できるのですから
苦労してきた彼らに感謝していきたいですね。。
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by kque-sera-sera | 2013-08-13 08:10 | ロサンゼルス

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1808年製、ジョージアン時代のベリー&シュガー・シフタースプーンのセットです♪
イギリスの純銀製です。

ずっとこのジョージアン時代のベリースプーンセットを探していたのですが
もともとはセットだったのに、時が経ち、バラバラになってしまったものが多かったり
欧米のシルバーコレクター(特に男性)の中で、ジョージアン時代のシルバーを
好む人が多くて、出会うチャンスも少なかったのです。

ジョージアン時代の銀食器は、ビクトリアン時代のものに比べると
全体的に大振りで、重厚なものが多いので男性好みなのでしょうね。

実際このスプーンもボウル部分だけで、ベリースプーンで8㎝、
シフタースプーンで6㎝の幅があります。

フラワーモチーフの打ち出し、ブライトカットもとても繊細で美しいです053.gif

その上MとKのモノグラムが彫られていて、私のイニシャルではないですか~!
もうお家に連れて帰るしかないですよね!


15年以上前のことになりますが、アメリカのある有名家具店主催の
テーブルマナークラスを受講していた頃の話です。

このクラスの先生はイギリス貴族の家系出身のとても優しい紳士でした。
彼がこのクラスで毎回テーマに沿った素晴らしい銀器を見せてくれたのですが
その時私は、このジョージアンのベリースプーンセットを初めて見たのです。

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このシュガー・シフタースプーンがどういう使い方をされていたかといいますと。。

まずたっぷりとお砂糖が盛られ、このスプーンが差し込まれた
大きな銀のシュガーボウルが、給仕さんによってお客様の前にさしだされます。
(それはちょうどゲストのフルーツ皿の真上に置かれます)

ゲストがスプーンを持ち、好みの量をスプーンの中に入れると
給仕さんがそのボールをサッと抜き、そのまま下に砂糖が落ちるという仕組みです!

昔の砂糖は円すい形をした塊で、それを崩して使っていたので
今のグラニュー糖とは形状が違い(ちょっとしっとり?)
まわしながら全体に砂糖をかけることができたそうです。

そしてもっと驚いたことに、
この作業が、一回で終わらず2~3回繰り返されることがあったそうです。

口径6㎝のスプーンを使って、どれだけ砂糖をかけるの~!という感じですが
昔のフルーツは品種改良や温室栽培がされていたわけではないので
かなり酸味が強く酸っぱかったそうです。

そして砂糖の摂りすぎは体に悪いなどという考えがなかった頃ですから
砂糖をたっぷりかけて、この甘酸っぱさを楽しんでいたのでしょうね。

知らないという事は無敵! ある意味うらやましいです~037.gif

高価で一般家庭では決して手に入れることのできなかった砂糖を
たっぷりかけていただく食事会は、ますます盛り上がったことでしょう。

ビクトリア時代になるとシフタースプーンやシュガーポットは小ぶりになり
テーブルで回されていくようにもなりました。
今でもフランスのレストランで使われているところもあるそうです。

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これは、私の持っているクロモスのアルバムの一冊の中から見つけたもので、
1890年ごろの ”珍しい新しいフルーツ” というタイトルで
お店がお客さんに配っていたカタログのようなものです(石版画)

粒の大きないちごやラズベリーなどが描かれています。
この頃になってやっと現代と同じようなフルーツが一般家庭に現れてきたのです。

このベリースプーンセットが作られた1808年ごろは、
本当に限られた人たちだけの間で食べられていた貴重なフルーツ。
ベリー類も、ワイルドベリーの小さな粒だったのでしょうね。

私の受けたマナークラスの先生が、
”昔の貴族は一般家庭の人をマナーがないと軽蔑していた。
でもそれは教えてもらう環境やチャンスがなかっただけで
そんな人を差別的に扱う人の方がずっとマナーが悪いことだと
幼いころからずっと思っていました。

今は時代が変わり、私は一般の人にも広くこのマナーを学ぶ機会を持ってほしいと
この仕事を自分の天職だと思ってがんばっています”

と話されていたのを思い出します。
本当に所作も心も美しい先生、今もきっと世界中で頑張っていられるのでしょう。。


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by kque-sera-sera | 2013-08-09 13:00 | 銀食器